福岡県にあるドーム球場

福岡ドーム

九州の福岡県にある福岡ドームは野球場として有名ですね。

本州や四国、北海道出身の人でも福岡ドームのことは知っているでしょう。 このドーム球場は福岡県福岡市中央区に所在し、プロ野球の公式試合やコンサート などが開催されていますので、野球ファンでなかったり地元民でなくても名前を 聞いたことはあるでしょうし、お目当てのミュージシャンのイベントに遠路はるばる やってくる熱心なファンなら中に入ったこともあるかと思います。 全国レベルの知名度を誇る福岡ドームは、プロ野球チームの福岡ソフトバンク ホークスのホームグラウンドとして1993年に開場したばかりの新しい球場です。 屋根の高さはなんと68メートル、両翼は100メートルと野球場としては申し分 のない広さで、最も高い部分は地上約84メートルにもなります。 84メートルの高さがどれほどのものか、近くに5階建てのビルがあるのなら そのてっぺんを思い出してください。 それの1.5倍位がおよそ84メートルの高さとなります。 これだけ広くて高さのある野球場ですので収容人数も多く、約3万9千人の観客 を一度に座らせて観戦させるだけのスペースがあります。 この人数は九州の総人口と比較すると全く歯が立たない数値ですが、ドーム球場 の収容能力としては充分であると言えるでしょう。 100人の団体客を1つの単位とすると、390もの団体を受け入れることが可能 なのでもう驚くしかありませんよね。 40人乗りのバスなら約千台に乗車している人数を一度に収容できる、そんなこと ができるのは福岡県内を探してもいくつもありません。 その中のひとつが福岡ドームなのです。 また福岡ドームはプロ野球チームの本拠地としては、日本で最西にある球場として も広く知られています。 他のプロ野球チームのホームグラウンドは全てここよりも東にあるのです。 日本には現在両手では数え切れない数のプロ野球チームがありますが、足の指も 使えば数えられるのでそれほど多くの球団が存在するわけでもありません。 四捨五入すれば10になるので約10球団と言ってもギリギリセーフです。 それらの球団は本州に本拠地を置くチームがほとんどで、北海道にも1チーム ありますが九州地区もたった1チームしかありません。 残りは本州、つまり2つを除いた全ての球団は本州に本拠地があるのです。 というわけで福岡ソフトバンクホークスが本拠地としている福岡ドームは、現在 日本で最も日の出時刻の遅い本拠地球場ということになるのです。 どうでもいい知識かもしれませんがひょっとしたらたまたま出場したクイズ大会で そんな問題が出題されるかもしれませんし、覚えておくといいでしょう。 ただしあくまでプロ野球チームの本拠地としては一番西にあるだけで、普通の野球場 ならもっと西にもいくつか存在します。 少年野球や社会人野球の試合に使われる規模の球場は九州にもいくつかありますし、 それらも比較対象に入れるともっと西寄りのグラウンドも見つかります。 九州は決してベースボールが特別盛んということはありませんが、野球人口が極端 に少ないこともありませんし球場はいくつもあります。 他の地域と同じ位には整備されたグラウンドがありますので、全ての球場の中で 最も西に位置するのが福岡ドームとはなりません。 このような特徴のあるドーム球場ですが、プロ野球ファンでも東京や愛知県の チームを応援している方は観戦したことも少ないでしょうし、関西のチームの ファンでも滅多に足を運ばれないでしょうからあまり詳しくは知られていません。 なのでこのサイトでは、福岡ドームについて少しばかり詳しい説明をしてみよう かと思います。 興味をもたれたのならぜひお読み下さい。